昨年末の日曜日のこと。
突然、インターホンが鳴り出てみるとヘルメットを被った男性だった。
「すみません、さっきまで、この先で電線工事をしていたんですが、その時、お宅の屋根を見たら風でバタバタと浮いていて外れそうな感じだったので、危ないので親方が知らせて来いって言われたのできました」
えっ?まぢで?
怖くなり出て直接話をしてみました。
身なりは作業着姿の若い男性。
とても優しそうな感じで、話し方も優しい感じで好青年?
話を聞くと、さっきまで、この先の架線工事のため、高所作業車で作業をしていたらしい。
作業中に風でバタバタと屋根が外れそうな家があった。
それが我が家だったらしい。
危ないので、工事終了後、伝えて来いと親方が言っていたので来ました。
まず怪しい点、高所作業車で工事をしていたと言っていたが、その時間に外へ出たが見てない。
風でバタバタとしていたなら、家の中に音が聞こえるだろうが、聞こえたことがない。
そもそもバタバタするぐらいの風など吹いていない。
高所作業車は、今どこに止めているのかな?
会社名も教えてくれない。
もう完全に怪しいよ。
でもね話を続けてみたよ。
その男性から「定期的に屋根に登り確認ってしないんですか?」
私:えっ?普通登らないと思うんですけど・・・・
男性:えっ?普通、登って確認するもんですけど。
私:いやいや、素人が危ない屋根なんかに登らないですよ。
男性:えー!私は定期的に登って確認しているんですけどね。
私:・・・はいはい、嘘だろう。
絶対に詐欺だなと思いながら話を聞いていました。
次に出てくる言葉は、「危ないから修理しましょうか?」とかだろう。
でも男性の口からは、その手の話は出てこず、家の定期点検をする業者へ連絡して直してもらった方がいいですよとアドバイスをして帰っていった。
あれ?帰っちゃったけど、この後、また来て勝手に工事とかしちゃう系?
一応、棒の先にスマホをつけて撮ってみましたが、写真の部分の釘が抜けている。
しかし、バタバタしている様には見えない。
そして先日ニュースで「屋根が壊れていると言って高額の修理費用を請求した業者が摘発された」との報道を見て、あれー?似てる?
あの彼は、善意の人だったんだろうか?いまだに謎