種起こし後、冷蔵庫で1日落ち着かせて焼いた食パン。
なんとか無事に焼き上がりました。
焼き上がり後、蓋を開けるといつもと明らかに違う香りがしました。
パンシンポジウムで山田さんがバター香が強く感じたと言っていましたが、私の感覚ではそこまで強く感じなかった。
バターの香りよりも小麦粉のにおいの方を強く感じました。
パンの配合はいつもと同じで作ったんですが、あこ天然培養酵母を使って焼いた食パンの方が、甘みを強く感じました。※酵母種の分、水分量を減らしました。
これは正直驚きました。
パンに顔を近づけてクンクンと臭いをかいでみましたが、イースト臭は全くない。
パンの良い香りがして食欲をそそります。
いつもつくる食パンとは違う香りがしましたが、どちらも良い匂いです。
これは好みによりますね。
今回使ってみて常用で使うかと言われると、使わない。
コストが掛かり過ぎるし、発酵に時間が掛かり過ぎる。
直ぐに作ろうと思っても最低でも2日後になってしまう。
サフよりも美味しいと感じたのであれば、この天然酵母を使うと思いますが、香り、味、食感共にサフでも引けを取らないものなので、私は赤サフで十分だと思いました。
今回の作業工程
・ミキシング バター以外の材料をボウルに入れて速度2で5分回したら一旦止めて、30分放置してグルテンを作っていきます。
30分後、再びミキサーを回し速度2で3分→速度3で5分→バター投入→速度2で3分→速度3で5分→ミキシング終了。※生地に艶が出ていればOK
・1次発酵 常温で2時間発酵
途中1時間後にパンチを1回する
・分割 ボウルから取り出し分割 ベンチタイム20分
・成形 俵状にして型へ入れる
・2次発酵 オーブンの発酵機能で35℃で1時間30分~2時間
型の7割ぐらいまで膨らんだら終了
・焼成 180℃で30分